のんびり王子の成長記

3ヶ月(2006/5月)

体重4518g
うつぶせになっている時間が増えてきました。

塚口病院の「ダウン症の赤ちゃん体操」という療育にも通いはじめました。

療育

寝てますアキラが「ダウン症」と診断されてから、ネットで情報を集めたり、本を読んだりしていましたが、「療育」ってのも初めて知りました。つまりは「発達支援のための通院」みたいなもんです。怖い言葉で書いてあるので、治療するのかと思ったら、まったく違って、赤ちゃんのやる気を促すような感じでした。

まだアキラは寝たきり赤ちゃんなので、マッサージと、腕や足の曲げ伸ばしを教えてもらいました。
教えて貰わなくてもできる簡単な動作ですが、アキラの発達に合わせて、早すぎたり遅すぎないように見てくれるので、安心です。

昼寝アキラは塚口病院の先生方(ほとんどが若くて美人の女性)を気に入った様子で、病院に行くと張り切って、家ではしないことをしてくれるので、母は困惑気味です。

うつぶせ練習

うつぶせ毎日ではないんですが、思い出したときに「うつぶせ練習」をしています。

うつ伏せにすると、彼は大人しくされるがまま、うんうん言いながら、首を動かします。
最初は嫌いな左向きから、好きな右向きになるのが精一杯だったのが、最近、ようやく1-2秒首をあげていられるようになってきました。

うつぶせ同時に、声が少し出るようになり、「あーあー、くぅくぅ」言い始めました。
そしてこれも同じく、笑顔が簡単に引き出せるようになってきました。
もうジャンプは必要ありません。
私の顔を見て、私が笑うと笑うのだ!(旦那ではダメ。←わはは、まいったか)

しかも、時々は、かすれ声ながら、笑い声も出せるようになってきました。
「ぅあ〜う」みたいな、変な声ですが、確かに笑い声です。

ヒトミの時のような、「おぎゃあ!」という大声での泣き方も、「きゃはは」という笑い方もしませんが、どんな笑い方でも親はうれしい。

とても控えめな反応の赤ちゃんですが、着実に筋力もついている様子です。

予防摂取開始

平気アキラもとうとう予防接種を受ける時期に入りました。
最初はBCGです。以前はツベルクリン反応の注射をしてから、BCGだったのですが、今は反応は見ないようです。注射の本数が一本減って、親も子供もうれしいです。

問診&診察。
アキラは寝ているときやおしゃべりしているときは大丈夫なのに、オッパイを飲んだり、興奮すると喉がゼロゼロ言います。鼻のフガフガが治ったと思ったら、代わりに出てきた症状ですが、全くの健康体なのです。
一応問診票には「ダウン症候群」で「通院中」と書いたので、主治医が予防摂取してもいいと言ったかどうかを何度も確認されました。
喉のゼロゼロも、大丈夫なんです、と強調し、診察も通過。無事、摂取してもらえることになりました。

ぐいぐいと痛そうな針を押しつけられたのに、アキラは泣きませんでした。
ここで、「やはりダウン症だから反応が弱いのか?」と不安になりつつも、他にも平気な顔している子を見つけ、内心ホッとしました。

飛行機ぶぃーん

飛行機アキラをうつぶせにさせておくと、腕の力がないので、足をつっぱります。
おしりをぐいっとあげて、足を蹴り蹴り。顔は突っ伏したままで、前進します。後には、カタツムリの通った後のように、よだれの後が残ります。

今日は進行を阻止してみました。
すると、足をぴーんと伸ばして、飛ぶ。腕も曲げていたのが、疲れたのか、だらんと横にして飛ぶ。
面白ーい、と思って撮影していたら、腕もピンと伸ばして、飛行機状態になってくれました。

飛行機これ、ヒトミの時は全くしてくれなかった、赤ちゃん独特のポーズです。
うれしい! アキラで見られるとは思わなかったわ。しかも、もっともっと後になると思っていました。

背筋だけはあるのかしら? 相変わらず便秘で「腹筋がまだ弱いのでね…」と小児科の先生に言い続けられているんだけど。