入れるかどうかは、まだ未定…。
いわゆる発達検査です。
アキラはというと、彼は一つの遊びに結構集中するタイプなので、判定の先生が出す遊びを、もっと続けたいのに、ハイ次はこれ、と今遊んでいるモノを取り上げられて不満そうでした。
座ってやんないといけないのもあって、ご機嫌が次第に斜めに…。
かなりイライラしていましたが、ボール遊びだけはご機嫌になり、その後は自由に暴れさせてもらえて喜んでいました。
判定は、実月齢が1歳7ヶ月時点で、認知面が1歳前、運動面が1歳3ヶ月程度。
言葉は指さしをしないので、判定に至らず…でした。
独歩ができたので、塚口病院の赤ちゃん体操は卒業です。
そして、同時に、同じ塚口病院の「言葉教室」に通い始めました。
赤ちゃん体操は、生後3ヶ月頃から通い始め、アキラはダウン症の平均的な運動能力から見ると、常にちょっと早めちゃんで過ごしてきました。
発達が良い良いと言われてきましたが、全て、彼の「食欲、及び好奇心」のたまものです。ハイハイもお座りも、立っちも一人歩きも、ぜーーんぶ、彼は「食べ物」に釣られてやってきました。
これからも、この調子で、釣られて成長してほしいものです。
言葉教室の方は、赤ちゃん時代は「ねんね→一人歩き」が目標でしたが、それを達成した時から、「おしゃべり」が目標に変わりました。
でも、けっこう回りの医療関係者は、ST(言語療法)を受けたい、という私の気持ちを伝えると、「普通の子でも、2歳ぐらいまで話さない子もいるし」と様子を見てください、と言われるのです。
でも諦めきれず、塚口病院で相談したら、「言語のリハビリ」を受けられることになりました。
これで一安心です。月に一度のリハビリですが、先生は「次回までにこういうことをしてみましょう、できなくてもいいです、急にできることじゃないですから。アキラ君がどんな反応したか教えてください」という感じで、夏休みの自由研究みたいなリハビリです。
最初は言語の前段階である「指さし」も全くでなかったし、指の方向も見てなかったのですが、言葉教室の指導を受けて1ヶ月後、アキラが私の指を差した方向を見てくれるようになって、言語的に大進歩したのです。
これはうれしかったなぁ。
単語はまだ出ませんが、次回への宿題は、舌の動かし方を練習してみましょう、というものになりました。
コミュニケーションテストというのもしました。
アキラは人の目も見られるし、人の真似もできるし、コミュニケーション的にはOK!ということでした。
理学療法では、一人歩きも完成し、階段や坂道の上り下りの練習中です。
ジャングルジムやトンネルもご機嫌です。
作業療法では、ままごとや一本橋に挑戦。
今まではPTのような体を使った遊びが多かったのですが、ようやく少しずつ「作業」療法らしくなってきて、ペットボトルのような小さい口に、鉛筆ぐらいの太さの棒を入れる→蓋を閉める→出す→また入れる…というような作業も始めました。
細かい手先の動きが出てきたので、これから作業っぽいことをどんどん取り入れられそうです。
この頃のアキラのリハビリはこんな感じです。
けっこう、何を出しても、ある程度は集中して遊ぶので、そこは褒めポイントです。
でも、ドアが開くと出て行きたくなるので、脱走常習犯でもあります…。