| ■パスタ博物館
国立らしいです。小さい博物館ですが、希望をしてもいないのに、日本語のパンフレットと日本語のCDガイド・ヘッドホンセットを貸してくれます(無料)。そして学芸員のような人が、さりげなくついてきます。そして来館者はとても少ないです。私たちの後に来た家族は、スペイン語らしい会話をしていたのでスペイン語のCDも自動的に渡されたようです。その手厚いホスピタリティに感動しました。
…っていうか、CDを聞いていると、日本語のおかしいとこが気になってしかたない。でもイタリア人はここまでパスタが好きなのか?と思わせる博物館です。たぶんイタリア人の半分は怒ってます。「イタリア人はパスタばっかり食ってるわけじゃない」って。
でもパスタをなめるなよという気持ちは伝わってきました。
■パスタはすごいのだ!
私がイタリアで、システィーナ礼拝堂より上を行くと思った博物館はここだけです。デザイン科の高校生のパネル展示みたいなちゃちいパネルが並んでいて、中にはわけのわからないパスタ製造器が並んでますが、そんな展示内容はどうでもいいんでしょう。きっと、この博物館の真の目的は、正しい知識とかそういうもんじゃなく、ただ「パスタをなめるなよ」という一言なんだと思います。
パスタをテーマに現代美術を描いている画家もいるらしいです。それに、パスタが世界を救うそうです。パスタは安いから、一日1000リラ(65円くらい)で大人がおなかいっぱいになれるので、飢餓を救えるらしい。でもパスタをゆでるには、大量の水がいるんじゃないのか? その水がないから飢餓も起こってるのでは? なんてことを考えさせない一生懸命さが、この博物館にはあるのです。
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